たっかんまり

朝6時。気温13度。雨。最高気温14度。長靴で終日配達。

今日は雨予報だったので、Iさんが昨日、木曜日の朝まで鶏が腹を空かせないよう給餌をしてくれたので安心して配達に出掛ける。

「頭が痛い、寒気がする」と、Fさんが2度ほどメールを送ってきたので午後から休むよう返信して、農園へ戻り作業をする。

午後の採卵を終えたIさんが私に身振り手振りで強く訴えかける。

下のコンテナを指さし、私の顔の前で、ひと指しゆびを曲げ「10」をつくり、ひろげた手のひらを握りながら、顔から下に下げる「終わり」。

倉庫の10個パックがなくなりました。と、強い眼力と、私が理解できる範囲内の手話で報告してくれる。

連休前、資材在庫の確認は大事な仕事。発注は2日前に済ませていたが、かなりオーバーアクションで「ありがとう」と2度頭を下げた。

半月ほど前から2度、李会長らしい方が鶏肉を買い求めに直売所にお見えになった。

面識がない家内が対応し、特にご無礼はなかったと思ったが、いつもお付き合いがある取締役さまにお礼だけは伝えていた。

昨日、納品にうかがった「まるじゅう」で、李社長と偶然出会い。会長から鶏肉をお買い上げ頂いたことを話題にしたところ

「最近、父がタッカンマリにハマッてまして、しんあい農園の鶏肉で作るとウマイ」と勧められますとのこと。

タッカンマリ、タッカンマリ、と頭で反芻しながら配達をしたが、タッカンマリだったか、ダッカンマンだったから記憶がアヤフヤになり、先ほどネットで検索した。

いやぁ〜これは美味いだろうと腹がグゥゥ。

あだちまさし。

「タッカンマリ」は、鶏一羽が丸ごと入った豪快な水炊き。
やわらかくなるまで煮込んだ鶏肉をテーブルでカットして、酢じょうゆにタデギなどを加えたつけだれでいただきます。
鶏肉を食べ終えたら、スープにカルグクス(韓国式うどん)、タデギを加えて食べるのが定番。
あっさりとしてやさしい味わいなので、お子さんやお年寄りがいる家庭にもおすすめの鍋料理です