泥んこバレー準備が着々

朝6時。気温9度。晴れ。最高気温22度。

今朝、目が覚めると腰が痛く、重い。土曜から日曜にかけて往復590キロ行程を行きは4時間半、帰りは3時間半の合計8時間。

毎週かなりの距離を運転するので、さほど疲れはなかったが、腰は加齢に正直である。

先週は大雨の月曜日、鶏の出荷に始まり、いつも以上の力仕事が一週間多かったが、穏やかな天気と羽数が少なくなった鶏舎をゆっくりと採卵してまわる。

連休前、連休中の受注量を頭に入れ、交代で休暇を入れたので、作業が滞りなく進められるペースを頭でイメージしながら鶏とタマゴに向き合う。

「楠こもれびの郷」の四季菜市、クルールに加えて「古民家レストラン倉」の受注量が週2回のペースで安定した。

ランチ、ディナーは予約制だが、ワンドリンクとデザート数種類が付く「カフェ」は予約なしでも注文できる。

そのデザートの中に「しんあい農園たまごのプリン」が定番としてあるようで、最近、配達先でお客さまが話題にして下さる機会が増えて嬉しい。

「倉」の裏口から厨房へ入る途中、「万農塾」の作業場を横切る。

今日はMさん奥さま一人で収穫した「はなっこりー」の出荷作業。作業場の隅には小学一年生の可愛らしい娘さんがアイスクリームを食べながら。

奥さまは手を止める事なく、娘の話を聞きながら作業を進め、ピカピカの一年生はアイスを頬張りながら学校での出来事を嬉しそうに話している。

うちの3人の子供も同じような環境で育った。ついつい親近感がわき、足を止めて少し話し込む。

今までの塾生さんとは挨拶程度しかしたことなかったが、Mさん夫婦が入塾されてから作業場で足を止める機会が増えた。

同世代のご夫婦が就農に向け、生き生き話されるコトバに、私の心がいつも喜ぶから。

数年前から同世代で農業を営む仲間が増えた。

畜産と農業で違いはあるももの、「鶏の命」「植物の命」の営みを同じ地域で自然を共に感じながら生計を立てていく大切な仲間。

皆、日々働きながら、子育てしているのでベッタリと酒を飲みながら話す機会はないが、いつも「思い」は共感できる。

作業場で宿題や、掃除の手伝いをする可愛らしい娘さんと出会うと「つい」足を止めたくなるのである。

ベーカリー「クルール」向かい、田植え前の水田に水が張られ、バレーコートが4つ作られていた。毎年の風景で「そろそろかぁ」と感じる。

29日に行われる「ワードロカップ2017 第10回どろんこバレー」の準備が着々と進められていた。

毎年、何となく横目に見るだけだったが「第10回」が目に留まり、10年も横目にボンヤリ見ながら急ぎ足で歩いていたんだなぁとシミジミ。

今日も一日、ありがとうございます。

あだちまさし。