日別アーカイブ: 2016年3月14日

数楽の会におもう

きのう日記でピッケルを話題にした。その解説が不足していた。

長生海底炭鉱の鉱業主は採炭現場を見てまわるとき、特注のピッケルを持ち、石炭層を調べた。ピッケルは権力のシンボルであった。鉱業主に気に入られた電気工のHさんは、このピッケルを拝領。自慢のお宝だった。

きのう「数楽の会」20数名の出席。年齢層は70代から10代。自己紹介も終了後の感想文もない。この一見まとまりのない集まりではあるが、約2時間「考える」共通の体験をする。その答えはそれぞれが出せばよい。
初めて参加の方から夕方「参加してよかった」今朝の岡本さん「下関掃除の会を終えて参加したから眠たい覚悟だったが目が覚めました」そのほかメールでも勉強になりました。日ごろ、考え方や行動をなんとなく大勢と共にしたり、マスコミ論調が正しいと思いこんだりする「クセ」に、藤野先生が「それでよいのか」と問いかける。そんなチャンスは日ごろはないから新鮮に聴講できる。

二宮金次郎像がわたしが小学生のとき校庭にあった。それが今は撤去されたらしい。柴を背負って本を読みながら歩く姿は「ながら」で教育上よくないらしい。お上は物事の本質を驚くほど見極める力がない。
数楽の会では、本質を見極める力がつくように思う。

今夜は録画した映画「レ・ミゼラブル」が楽しみ。

万歩計9000歩