日別アーカイブ: 2017年6月30日

この時期に備えての苦労が実ることを祈る。

朝6時。気温20度。雨のち晴れ。最高気温27度。鶏舎に入ると鶏の体温を肌で感じ汗ばみながら採卵。

今年は入梅後、雨がなく、比較的、鶏が過ごしやすい環境だったが、いよいよ辛抱の時期が到来。

今朝のタマゴを触った時と、配達後に仕上げのパック詰めをした時に、手に触れるタマゴから鶏の体調具合を感じる。

ストレスフリーで飼育しているが、さすがに湿度が高く寝苦しい夜に、窓を締め切りクーラーを付けるわけにはいかず。

ただ、今年の初めから取り組んだ給餌調整は、Iさんが「素直な心」で私の指示を実行してくれた「おかげ」で結果が見え始めてきた。

鶏がもつ本来の能力を発揮する手伝いが、私たちの仕事であり、そのことで喜んで下さるお客さまがあっての生業。

明日から7月になる。梅雨が明けると、炎天下の高温とともに、熱帯夜で夜に体力を回復する力が弱くなる。

今年の「夏」は、どんなタイミグで訪れるかは分からないが、地道に取り組んできた結果が「秋」に成果を挙げてくれることを願う。

あだちまさし。

大きな鯉を眺めた

朝6時。気温19度。曇りのち雨。最高気温24度。

朝、川原に大きな銀色の鯉がプカプカしているので、浅瀬の石に乗り上げ難渋しているのではないかと川へ降りる。

一週間前までは雨がなく、何度もポンプを降ろした道を下る。日照りが続いた影響で、川の水量が減り、川原が雑草で緑になりかけていた。

ボツボツと雨が降り出し、水量が少し増えた厚東川の支流。段々と、川原の雑草の緑が隠れつつある。

大きな銀色の鯉に近づくと、浅瀬で背中を半分浮かせながら、水面下になった雑草を一心不乱に口で入れていた。食べているのか、舐めているのかわからなかった、その様を近くで眺める。

しばらくして、私の存在に気付き、慌てて深瀬へ逃げたが、初めて見る景だった。

恵みの雨のおかげで鶏たちの飲水もシトシトと確保され胸を撫で下ろしたが、雑草が一気に膝下まで伸びた。

まずは採卵を済ませ、8時ごろからFさんと作業の打ち合わせをする。今日は農園の周辺に張っている「防獣ネット」周辺の草刈り。

私は敷地を囲む内側を2時間半、草刈り機で除草し、Fさんは午後から、伸びてネットに蒔きつきそうな蔓を一時間半ほど「鎌」で払う。

昨日と明日の分まで汗をかいた。

あだちまさし。