驚きの歴史


昨夜、NHKスペシャル「終戦 なぜ早く決められなかったのか」早朝、その録画を半分みて木曜日の仕事をはじめた。
これまで不意うちとされていた満州や北方の島々へのソビエト軍侵攻。その不意うちが、この番組で明らかになった。
大戦終結の処理をヤルタでアメリカ・イギリス・ソビエトが会談した。その場でソビエト(スターリン)が対日参戦を表明。その事実をスイスベルン滞在の日本武官が克明に暗号電文で日本に打電した。その暗号解読がイギリス文書館にあることをNHKが取材した。つまり8月9日のソ連侵攻を日本は知っていた。ただし海軍、陸軍縦割りの組織で情報伝達が滞っていた。
中国残留孤児やシベリア抑留。沖縄戦や原爆投下も回避できた。ヤルタ情報を知らない外交は、ソ連にアメリカとの停戦斡旋を画策していた。
下関でたくさんのお客さまからアルミ缶をいただき嬉しい木曜日。明日は下松方面。虫の音をききながらはやく寝よう。