三見の石橋


朝7時半。いつもどうり萩の宿「ともえ」に納品。長門市までは旧道を景色を楽しみながらゆっくり走る「三見の石橋」の案内板を以前から見ていたが、きょうは思いきってハンドルをきった。谷に向けてくだるとアーチ型の大きな石橋があらわれた。萩縲怏コ関の赤間街道があり、この険しい山あいにその街道があった。長門市との境には「鎖峠」がある。木製の橋が老朽化した大正3年に現在の石橋がかけられた。熊本県や大分県の山あいにある石工の名人芸と同じかそれ以上の規模に驚いた。
農園そばの川でハゼ釣りをする佐賀ナンバーの釣人と会話をした。筑後川や矢部川などおおきい川はあるけれど、ハヤを食べる文化がありとり尽くして、1日釣っても百匹も釣れない。ここで朝から約4キロ釣ました。佃煮は、尻の穴に爪楊枝で穴をあけて腹を押すと内臓が半分出る。それを指で引っ張れば全部出る。腹を割いて内臓をとれば煮たときカタチが崩れる。ウロコはとらない。釣る時期は年中よい。
1日釣っていると何人か「金を千円払え」と来る。身分証明書を提示せよと言わなくても「さっき五百円払った」と言えば逃げる。
朝の気温は12度。早朝は寒さを感じる。