朝の挨拶


木屋川河川敷を木曜日は歩く。冬を思わせる寒風に冬支度。この河川敷の楽しみは、東行庵方向に向かう自転車通学の中学生たち。元気な声で「おはようございます!」と挨拶ができる。嬉しいからそれ以上の声で「おはよう!頑張れよ!」と返事をする。朝の挨拶は気持ちがよい。桜並木はつぼみがふくらんでいた。来週は花見をしながら歩けそう。
池田屋で新撰組が浪士を襲撃した。わたしの疑問は、狭い部屋で大刀が使えたのか。暗いなかでよく相手を認識できた。その2点。八重の桜では明るい部屋で大刀を双方振り回した。武道家の吉野さん、よく尋ねてくれたという笑顔で長い講釈をはじめた。その結論は新撰組はいかなる場面でも大刀。浪士は宿に大刀を預けて小刀だけで部屋にいた。その晩は京都は祭りで周囲に灯りがあった。それより当時の人は今の人より数段視力がよく、薄明かりでも正確に動けた。さすがに吉野先生!続いて講釈は、合気道を極めたらピストルの弾の波動を感じてよけることができる。これにわたしは大笑い、先生も大笑い。