落雷の神秘

いまが刈り取り時期をむかえているコシヒカリやヒノヒカリが長雨で倒れている。収穫には人手が要るらしい。なぜ今年はこれだけも稲が倒れたのか素朴な問いかけを農家で質問。意外な答えだった。
今年は落雷が多かったからではじまり、わたしは「じぇじぇじぇ」大気に存在するある物質は1200度の温度で窒素に変化する。窒素・リン酸・カリウムの「窒素」落雷のプラズマは軽くその温度以上あるから、雨のなかに多量の窒素(栄養)が含まれる。栄養が降ってくればよいではないか。
ところが最近の米づくりは手間をかけないように肥料は「一発」と呼ばれる、まさに一回の肥料が効き目を持続する肥料を使う。そこに栄養満点の雨が降ると稲はどんどん成長するから倒れる。
ボクは面倒でも稲の葉の色をみて、成長をみながら肥料を何度も入れるからコシヒカリが倒れていない。
手を抜いて稼ぐことがもてはやされる風潮があるが、やはり手をかけないと最後に手がかかることになる。

昨夜の農園宴会で、ひたすらお好み焼きを焼いた藤野先生(高校教師)が案内状を持参された。以前もお越しくださり古事記についてソフトに教えてくださいました。能楽師の安田登先生が、ふたたび吉部八幡宮本殿を会場に、子供も大人もわかる、いま大切な生き方をお話しされる。
9月26日。夕方6時半から9時まで。会費はお賽銭。
ネットで「能楽師 安田登」をご覧ください。先生の正体がわかります。仕掛人は数学の藤野先生です。
問い合わせはわたしで受けます。