念ずれば花ひらく

晩秋から春にかけてイノシンが出没してミミズを捕食する。掘り返された場所はくぼ地ができ石が出て散乱する。
春になり草刈りにハンマーナイフ(自走の草刈機)を使うまえに整地して石を除く作業に苦労する。
イノシンが入らないようにする方法は電気柵やトタンで壁をつくる方法などあるが、推定2キロメートルを囲むには費用がおおきくなる。田舎を走りながらイノシン対策を何年も眺めて農園のやり方を決めた。廃棄された漁網をタダで手に入れて張り巡らす。タダの漁網を手に入れる方法をいろいろ照会していたら、下関市内のカットインパラダイス(理容店)の中山さんから今朝その情報を得た。
山奥ねその場所に行った。高齢のヒッピー族のような男が場所の管理をしていた。来週水曜日に軽四トラック満載(3キロメートル)ぐらいの網をもらえるようになった。
美祢まで帰り「よしの」で腰を下ろして話していたら笑顔の加奈ちゃんが入ってきた。わたしの車が目にとまったから。吉野さんに紹介できた。
吉野夫妻が今週の店休日に宇部の松原酒店を訪れた(奥さん同士が福島県)。店主のホタテマンは7月豪雨災害の萩市にボランティアに出かけておられた。その奉仕についてがきょうの話題になった。
わたしは、災害が発生するたびにボランティア募集をする昨今に違和感がある。もちろん松原さんのような献身的な人たちには敬意しかない。
しかし、これだけ自然災害(竜巻も)が頻発するような日本になったからには、ボランティアに頼ることより、例えば自己完結が訓練され機動力を持ち合わせている自衛隊が被災地に逗留し、そこにボランティアも加わるような体制をつくることが一番力になると思っている。
美祢から農園までの峠越えでサルの集団に遭遇した。
今朝の国道2号線。前のトラックに「V8亀頭エンジン」のステッカーに笑った。ドライバーは短亀頭にちがいない。