風呂のかけ湯

水曜日。帰りに温泉に立ち寄ったとき。
湯船に長いあいだつかりボンヤリ目をあけていた。脱衣場から浴室にはいる場所にかけ湯の場所がある。
丁寧にお湯をかける人。サッと済ませる人。かけ湯しない人もいた。
「かけ湯」の目的はなんだろうかと思いながら眺めた。衛生面からすれば、はじめに身体を石鹸で洗い、その後に湯船にはいるようにすればよいが、2〜3杯身体にかけて私も湯船につかる。
きょうも周南市を走りながら「かけ湯」を考えていた。
神社の鳥居をくぐり、はじめに手水場で、拍手をする両手を清める。
かけ湯は清めるという意味合いがあるのではなかろうか。

それと、かけ湯をしない人に腹立たしく思う私は見えない場所か、目をとじて風呂に入るほうがお湯を楽しめる。

木曜日に注文を忘れた奥さまが「土曜日に配達できませんか」と電話があった。明日の土曜日は、早朝から萩に行く。お昼にもどり昼寝をするのが楽しみだが、寝ることを我慢して喜んでいただくほうを選んだ。