カラスも懸命

配達先がお留守のとき、どこにタマゴを置いておくかさまざまルールを決めている。
自転車のカゴに入れる。玄関ドアノブにかける。などはカラスの攻撃にあう。カラスは人の動きを観察しており、中身が食べ物かどうかは別にして好奇心でつついてみる。タマゴとわかれば、全部食べつくす。
けれども、お客さま曰く「足立さんとタマゴも覚えています」と言われた。確かに遠くの電柱から数羽のカラスがこちらを見ていた。まるでヒッチコックの世界。

下関のお客さまと親をみとる話題になった。お客さまの母は腰、両大腿骨を人工にされた。それから約5年、痛みなく歩くことができ亡くなられた。火葬場で人工骨をみたとき、思わず「ありがとうございました」と、痛みをから救ってくれた骨に手をあわせた。

わたしの母も70代で人工間接手術を受けた。10年で耐用年数。長生きしたが間接は16年経過している。
そのことに、わたしはお礼を申し上げることを忘れていた。

「よしの」で1週間、見たり読んだりした感想を述べあう、わたしの楽しみ。きょうも歴史に文化を語り、とくに「伝わる」が盛り上がった。落語や講演をライブ以外、録音再生や活字では伝わりにくい。音楽でも、やはりライブ。
今夜もしっかり眠れそう。