下り坂の母

今朝は母のエプロン(食事がこぼれる)と部屋に置く芳香剤を持っていった。いつも監視できるようベッドの下にセンサーが設置され、廊下から見えるようドアが少し開けて固定された。階段を下りはじめた。

昨夜、松原酒店に電話をした。被災地が他の報道に比べて情報量が減った。減ればもう被災地は大丈夫かのように思う。
以前、松原さんと企画した会津の酒と喜多方ラーメンを飲んで食べて支援する企画を続けていこう。
拡がりをどうすればつくれるかを近々、農園で話し合うことにした。

昼にビールを飲んだら1時間も熟睡した。2時半から吉部八幡宮で「社小屋」講師は、今回で三度目の能楽師 安田 登先生。今回はバイオリニストの若い女性がご一緒。きょうのテーマは松尾芭蕉「おくのほそ道」わたしには未開のほそ道。
自己紹介がわりに「G線上のアリア」生演奏。本殿は太鼓の響きがよいからバイオリンは胸があつくなるぐらい、涙がでるほどよかった。
幽玄の「おくのほそ道」を汗をにじませた安田先生の舞いと語り、バイオリンのコラボレーションで最後は圧巻だった。
タマゴのお客さまがなん組か来られた。浪花の荒川さんは、午前の下関掃除を終えて来てくださった。お嬢さんが安田先生のファンで買い求められた著者「あわいの力」を「サインして」と託されてもいた。
わたしのアルミ缶回収の震源地、小野田の姫井さん夫妻も来られた。帰りに農園に寄られて歓談。来月の農園日記写真を一枚写した。