はなちゃんが心配

朝3時まえ、部屋が冷えて目がさめた。昨夜の録画「弓道」番組を再生した。
毎年、弓道の聖地「明治神宮」で催される天皇杯に挑む人がクローズアップ。驚いたことは名人(8段)は、暗闇のなかで的を正確に射抜く技があること。的に向かい射る「かたち」が決まればよい。つまり「型」こそが命。
それを、合気道を極めようと日々精進される「よしの」の店主に話したら「うん」と言った。「道(空手道・合気道・弓道・柔道)など」は乱取りや組み手で勝敗を決めることにおもむきをおかずに、基本の型が正しくできるほうが、勝敗より大切だと言われた。勝てばよい、では「道」にはならない。たしかに相撲も勝ちかたにわたしは関心がある。
菊川の老犬「はなちゃん」白内障がすすみ、両目は失明し痒くてならない病で苦しんでいる。ばあちゃんがペットクリニックに連れて行けない気持ちは、わたしは痛いほどわかる。
わたしの愛犬「はなちゃん」も高齢で皮膚病。クリニックの待合室に連れて入るには遠慮があり、駐車場にとめた車に先生に来てもらい診ていただいた。
ばあちゃんの「はなちゃん」は、痒くてたまらないから噛む、血が出て骨が出るほど噛んでいる。痒いより痛いほうが楽だから。ばあちゃんは途方にくれていた。
わたしの愛犬4頭と、彦島のお客さまの1頭あわせて5頭のフィラリア予防薬を買いに美祢市の動物病院に立ち寄った。わたしの「はなちゃん」の心配に内服薬の痒みどめを「使ってみなさい」と無料で半月ぶんをくださった。明日の宅配で届ける。