道後温泉に着いた

別府市営「竹瓦温泉」が宿から歩いて近い場所にあった。たたずまいは古い日本建築でお寺を想像させる。何度も前を歩いたがお湯に入る機会がなかった。夕食あと、ほろ酔い機嫌で下駄をならして竹瓦温泉に行った。入湯料は100円。歴史がきざまれた黒光り板張りの床。大きな柱が何本も床から広い天井を受けとめている。
砂湯は1000円追加で楽しめるが飲酒客は厳しく断られる。
地域の人は安い料金で常連のよう。観光客も次々に来る。外国人も多い。番台の60歳ぐらいか?女性が英単語と身振り手振りと笑顔で入浴ルールを教える。その様子を見ているだけでも別府を感じる。
身体に染みついた習慣で今朝も3時に目が覚めた。宿の大浴場でゆったり朝湯をいただいた。
家内が正志に電話で「困っていることはないか」と聞いたら「全部順調」と答えたらしい。
別府港9時45分発の八幡浜行きフェリーに車をのせて道後温泉に向かった。航路は2時間半。佐賀関半島と佐田岬のあいだは関鯖や関鯵で有名な豊後水道。白波がたつ急流に漁船がたくさん揺られている近くをフェリーは通過した。
先日のテレビ番組「イッピン」で砥部焼が紹介された。松山ICから近いので砥部を訪ねた。
きょうの宿は、坊っちゃんの湯「道後温泉本館」のすぐ側。明朝6時の一番風呂に行きたい。