新田次郎山本一力

新田次郎「劔岳 点の記」は、明治の男たちの苦労(愛国心)を読んでわかった。
その後、BSで映画の放送があり録画して見た。すばらしい山岳映像と音楽が印象的だった。手違いでDVDに作品を録画する前に削除して残念だった。
その後、兵庫県の香山さんから宅配が届いた。中身は映画「劔岳 点の記」メイキング映画だった。高齢の名カメラマン木村大作さんが監督。あの山岳映像を撮るために山小屋から劔岳山頂を70回近く、俳優と撮影スタッフを従えて極寒の登頂を繰り返した。登山家でもやらない「こだわり」があの映像。メイキング映画の冒頭で監督が「行に行くぞ」とスタッフを激励した。まさに修行のようだった。
その映画再放送がきょうあった。農園に戻り録画ができたことを確認した。今夜こそダビング。

作家の山本一力さん。最初に読んだ作品は「まとい大名」深川火消しの心意気と女たち。江戸の火事場にいるような臨場感だった。
それから山本一力さんの大ファン。たくさんの職種を経験された心の厚みが人情をあらわし、江戸のすべてを知り尽くしているような繊細な描写に魅せられる。
下関「浪花」の荒川大将も読者「作品には食べ物が詳しく出ますね」と言われた。そういわれると料理に使う包丁、それを研ぐ石まで江戸の文化にわけいり調べている。

来月11日。県セミナーパークで(人の世の情けを描き続けて)と題して山本一力さん講演が催される。
聴講の抽選に当選!藤野先生も当選されたが都合悪くなりわたしに委任された。

配達の途中、連休で弁天池の水汲み場は順番待ち。

タンクもち
銘水汲みに
列のなか