母は穏やかに老衰死

NHKスペシャル「老衰死 穏やかな最期を迎えるには」
7年ものあいだ、病院と介護施設を転々とした母が、6月に93歳でお国替えした。
亡くなる朝、介護病棟に会いに行ったとき、あと1日も命は持たない予感がした。予感どおりになった。
母の末期は苦しかったのか、痛みはあったのか。それが最近気になることがあり番組を昨夜みた。
結論は、安堵した。
3度の食事は箸を使い食べた。次の段階はスプーンで食べさせてもらう日が増えた。食欲が減退。食べなくなった。
すべて老衰死の階段を母はおりていた。血液検査など数値から診ると腎臓や肝臓など悪く病名はあった。顔は浮腫んでいたから痩せて見えなかったが、手足は骨格標本のように細かった。
苦痛を訴えるのは、まだ生きる力があるから。階段をおりた老人は細胞の数が減っており、痛いとか苦しいと感じていない観察が番組内容だった。
母は生ききって穏やかに死を迎えたと確信できた。

万歩計をいただいた。ポケットに入れて邪魔にならない軽くてコンパクト。持ち歩いた日は、歩数(単位・千)を日記に添える。きょうは9千歩。

歓声が
こだます空に
万国旗

早朝に
ドカンと花火
運動会