諦めない心託す

朝6時。気温9度。雨のち晴れ。最高気温17度。1月初旬からズボンの下に履いていた「ヒートテック」を今朝は履かず。

雨の中、Fさんと前になり、後になりしながら採卵し、東に向けて配達に出掛ける。

新規でお客さまをお取りまとめ頂く配達先にも何とか無事にタマゴをお届けできた。ただ、来週からは配達順路を見直したい。

信号待ちでチェックするニュース記事で、今日、一番気になり心が動かされた記事は「高梨沙羅さん」。

ノルディックスキーで歴代最多タイの53勝を挙げている彼女は2014年から大阪府内の一人親家庭にランドセルを寄贈してきており、今年は賞金の一部から約500個のランドセルを寄贈した記事を何度も読み返した。

保育園で園児たちと触れ合い、小さい園児から「何でスキーが上手になったの?」との質問に

「(スキー)好きだからだけど、うまくいかない時に絶対諦めないから」と答えたそうである。少し鳥肌が立った。

この言葉を受けた園長のコメンも大変興味深く拝見した。

「この言葉は響いた。自己肯定感のない子もいる。子どもたちが「どうせ自分ではできへん」という思いを乗り越えるキッカケになる」

「情緒が安定しないと学習に取り組めない。ランドセルがなく取り残されたと感じていた子が、そんな思いから開放される効果は大きい」

活字を目から頭に入れたニュース。

少し突っ込んだ感想を話して下さった園長と、20歳の高梨さんが500個のランドセルに「諦めない心」託された気持ちに胸が熱くなる。

日々、子どもと接する園長さんの「自己肯定感」という言葉も心に浸みた。

今日も一日ありがとうございます。

あだちまさし。