心あらわれた講演


NHKラジオ番組「命の対話」で鎌田實先生(医師・作家)を存じ上げている。セミナーパークに午後から家内と聴講に行った。
ベラルーシの放射能汚染地域に91回もの医師団を派遣され14億円の医薬品を支援。イラクの小児病院に毎月300万円の薬を届けておられる。
その人間愛は…タクシー運転手の父親と心臓病の母親が育て上げられた。高校3年の春、大学に進学させてほしいと父親に頼んだが無視。秋に頼んだとき経済的理由で反対された。そのとき父親の首に手をかけた。殺さずにすんだのは父親が泣いた。それだけ貧乏だった。
37歳のとき自分は1歳のころ捨てられた。その自分を貧乏な両親が育て上げてくれたことを知ることになった。
来月11日。午前9時からNHK総合ラジオで先生の番組。尾道から命の対話が3時ある。