母の誕生日


金総書記はきょうで68歳。わたしの母は91歳。
わたしがうまれてからの母の歴史はわかるけれど、わたしの父親や母が故郷の出雲から宇部にきたことも謎のままである。
家内は母が中国青島で生活してたらしいと言う。母が流暢な中国語をふざけて話した場面がわたしの幼い記憶にある。それほどの宝物の過去なら語らず大切にしまっておけばよい。いまさら知ってもわたしの人生がかわるわけもない。
夕方、病室に会いに行った。カンボジアに旅をする用意をしているようでパスポートもとったと笑った。いつも孫三人を気にしており特に京都に嫁いだ照美は心配している。家内に小さい缶ビールをきょうは持っていけと頼んでおいた。