日別アーカイブ: 2014年5月17日

今夜は生鯨肉

6時にスタート。土曜日の配達をすませて11時すぎに農園に戻った。いつもならば缶ビールで昼寝が土曜日の楽しみ。けれども、軽く昼ごはんを済ませて下関に向かった。
きのう、下関市内のお客さまご紹介という飲食店から「よいタマゴと聞きました。少量でも配達できますか」とお電話をいただいた。ふつうなら「お願いします」とお返事をしてご注文の電話を待てばよいけれど、きのうの電話は仕事に前向きな勢いが伝わった。
雇われ調理人は、忙しければ不満顔をすることが多い。わたしが、木曜日の午前10時ごろのお届けでもよいでしょうかと尋ねたら「お店は夕方開店ですが、ボクは出ていますから大丈夫です!」お店オーナーではないが、発注などを任されている元気な若者だと感じた。
ご挨拶に行った。わざわざ行ったのでたいへん恐縮された思ったとおりの青年だった。気持ちのよい仕事ができると感じた。
3時すぎにもどり、最初に手がけたのはツバメの巣周辺に、木炭を焼くときにでるタール(木さく酢)を塗る作業。これはとても臭いからヘビが嫌うだろうと思った。ヒナが無事に巣立つようにできるだけの手をうつ。
それから草刈り。しっかり汗をかいた。
地域の仕出屋さんが鯨の生肉を差し入れてくださり、自宅に戻る前に家内が晩酌用につくってくれた。
子供の頃は鯨が定番料理で、夕方になると母が炭をおこして醤油につけて焼いてくれた。脂身のオバイケは酒粕で汁になり、あまりに鯨が多く鯨が嫌いになったが、いまは高級食材。今夜は生鯨で酒がすすみそう。