歴史はわかりづらい


土曜の朝は教育テレビを5時半からみる。東大の歴史が専門の教授が「琉球」を解説する。東大だからと信じていたが、琉球は我が国より中国に親近感があったが、薩摩、明治政府に力で沖縄県にさせられた。そのあたりに疑問があった。
恵隆之介…57年に2等海尉で退官された沖縄出身のかたが「誰も書かなかった沖縄」(PHP研究所)で、中国に4百年も琉球は隷属しており地割制という重税を課されていた。またアメリカ占領までの平均寿命は47歳だったが、アメリカにより160ヵ所の診療所をつくり沖縄の公衆衛生・看護婦制度を確立して沖縄返還から37年間も長寿日本一になった。平成12年にパケット司令官が脳梗塞で死去されたとき、臓器は遺言で4名の日本人に提供された。
沖縄戦まえには187隻の船舶で16万人の非戦闘員を疎開もさせている。日本が一方的に沖縄を踏み台にしてはいない。そんな内容を読んだ。歴史は多面的に学ばねばならない。