秋穂荘で風呂


山口市から防府市の配達をおえて、母のご機嫌うかがいに行く途中、周防灘が一望できる山頂の宿泊施設、秋穂荘の風呂に立ち寄った。サウナの窓越しから行き交う漁船を眺め、いまだに生活の目処がたたないみなさんに、ささやかでも役立たなければと思った。
午後からラジオで参議院予算委員会をほぼ全部聴いた。自民党の西田昌司さんが、昨日からの総理言動をきわめて的確に表現された…総理は、腹を切るから裃(かみしも)をつけさせてくれ。この武士の言葉に周囲はその機会を与えた。すると裃ではなく鎧をつけてあらわれた。国際的でも国内的にでも、これだけ品格のない総理大臣は日本の恥でしかない。
きょうの自信のない答弁に言い訳。特に発災直後に原発周辺住民の被爆は知り得ていたこともあきらかになった。放射能の雨や雪に校庭でうたれた大勢の子供は、その雨のなかで炊き出しを食べていたと知った。
さらに総理が原発視察のときは海に風がむいており、ベント指示のときは海から陸上に風がながれた。全部を承知のうえで対策が積み上げられたことは犯罪である。