読書談義


2日まえ黄英作さんから「まとい大名」読了メールが届いた。わたしは文庫本半分(250ページ)。県立大学図書館に卵を届けて司書の職員さんと江戸談義はたくさん作品を教えてもらえた。
ラジオは伊集院静さんが1時間登場。まえからぶっきらぼうの態度に好感をもてなかった。しかし、1時間で認識が反対になった。自宅の仙台で被災され、被災された方々の心のひだを当事者ならではの語りで、特に「悲しみには終わりがあります」と奥さまと死別された心境をあの語り口で話された。
アウシュビッツには日本人ガイドがひとりおられ、日本人の訪問が少ないことを伊集院さんに嘆かれた。人の数ではない。たとえひとりの訪問でも、あなたが真実を伝えれば歴史は日本に伝わる。一隅を照らす言葉に心の背筋がのびた。
浪花の荒川さんから「山本一力ありますから木曜日に貸します」読書の話題で火曜日はおわった。