わたしの初詣


白銀の5時過ぎから今年の仕事は始まった。きょうは配達コースは走るけれどお届け件数は極端に少ない。それで、時間があるのでいつも「よいたたずまい」と眺めていた山口市内の「清水寺」に立ち寄った。1195年の国府文書にもこの寺の名があり、山口盆地で一番古い寺(真言宗)と立て札があった。苔むしたゴロゴロした石の階段が見上げるほどに連なっている。その入り口には木造金剛力士像がカッと眼を見開いていた。観音堂や本殿に手を合わせた。熊笹の茂みからご老人が出てきて驚いた「この笹を今夜の刺身の皿につかうのです」と。檀家もない廃寺なので石段の整備や草刈などを年中しておらて、突き人がいない除夜の鐘も毎年突くけれど、昨夜は飲みすぎて起きたら1時だった「お寺の名前はどう読みますか」と尋ねたら「せいすい寺」だと。この石段の四季を今年は楽しみたい。わたしの初詣。
年賀状の1枚に地域のご老人から「努力は、流れに逆らっても頑張る。わたしは精進、これは流れに逆らわずに頑張ること」とよい教えをいただいた。牧君と佐伯君は一日よく働いてくれてたすかった!