芋煮え祭

「吉部八幡宮芋煮え祭」が正式名。お宮の祭があった。宮司が昨夜から本殿にこもり作法どうりに芋を煮る神事。
祭にあわせて3年に1度の伝統芸能 吉部村芝居が上演される。次の3年先には見ることができないと思い、雨のなか午後から家内と参拝した。
1時から余興。ドレスと和服の歌手ふたりが熱唱。約300人近い地域のみなさん大拍手。人数が多くて急ごしらえのテントにカメムシがびっしりついて、それがライトに舞うから臭い。これが村芝居の醍醐味か。
地域の人が約10名。2ヶ月毎晩稽古をされた演目は「親を裁く奉行(二幕)」
約2時間の立ち見は長かったが、笑いあり涙(お年寄りはハンカチ片手)の演技と衣装にメイクはとても素人芝居らしからぬ熱演だった。
昔から、秋の農作業を終えて、八幡宮で朝から子供神輿を楽しみ、田舎料理と酒を楽しんだあとは歌と芝居。餅まきと抽選会まで楽しんだら1日が終わる。地域あげて社交の場。田舎の文化を楽しんだ。
朝、母に農園しぶ柿をウィスキーでしぶ抜きして甘くなったおやつを持参した。とても喜んで全部食べてくれた。