本物マ サイ戦士

2014/ 3/22 15:55

氷点下の朝をむかえた。
萩「常茂恵旅館」7時。わたしが決めている定刻に着いた。雲雀峠は氷点下2度だった。
美祢市の黄正吉さん。8時半の定刻に着いて、いつもどうり奥さまからお茶をいただき、いつもの30分、正吉さんのペースで会話がはじまり、わたしの意見も言う。
きょうの会話は、思うことと行動が伴わない。これがテーマになり深い話ができた。
正吉さん。民族のプライドを日本でしっかり示し、それでいて日本社会からも愛される好人物(最近それがわかりはじめた)。
蓮池薫「拉致と決断」を「なかなか内容がよい」と貸してくださった。

午後から宇部市内。ヒストリア宇部を会場に「ケニアの響き マサイ戦士いのちのメッセージ」に行った。昨年も開催され、わたしは2度目。
美人の水元さん呼びかけという理由と、前回ケニアのスラムで生きる子供たちの紹介映像で涙をながした。もう一度、あの過酷な環境のなかで「夢」を実現させるために生きる子供たちの姿から、わたしは力をいただきたいと参加した。
本物マサイ戦士がライオンをもしとめるヤリをたずさえ民族衣装で登場。ライオン7頭をしとめた迫力。
現在、エネルギー採掘で、ケニア草原にも開発の名のもとに大地掘削に道路網がひろがり、牛を飼うことで営みができたマサイの人が、草原を失い牧畜が困難になっている現状を知った。
牛の血液を飲み、牛乳を生かし、皮は大切に使い、棄てるものはない生活から牛が少なくなりお金が要る社会に変わりつつある。
開発の錦の旗印は、果たして人類の幸せの旗印かと思わされた。
マサイ戦士、まだ寒いから風邪をひかれませんように。