自然相手に生きる

朝夕、犬と歩くときつくづく幸福を感じる。もちろん解決しなければならないコトや、老後の生活設計など気になることはたくさんある。
けれども、散歩のときはウグイスの声を聞き、宝石のようなカワセミを見つけたり、キジやウズラが出てきたりする。もちろん車も人もいない。自然満喫。

今朝もおだやかな気持ちで散歩ができた。

この冬は特にイノシンが多く出て、農園内はミミズをもとめて耕運機が仕事をしたように荒く掘り返された。3月中ごろ半日かけてユンボのキャタピラーと排土板を使い平らに整地した。その夜にまえ以上(倍返しか?)無残にも掘り返された。無力感できのうまで放置したが、また根気よく整地した。
きょう美祢の猟師さんに掘り返す理由を尋ねた。
簡単に答えを言われた「草刈りあとの草を燃やせ」つまり、刈った草を放置すると、腐った草を餌にミミズが大量に繁殖する。
刈った雑草を集めて燃やすのは、ひとシーズンで何度もやると体力も要る。しかし、丁寧に草の処理をすればイノシンもモグラも出てこない。
なるほど。けれども面積が広いから刈った草を猛暑のなか集める自信はない。
自然に癒されての散歩と、自然の営みが悩みのタネ。