ツバメ受難

ツバメのヒナが三羽ピィピィ鳴き出した。この声にヘビが反応してこれまで巣立つ前に食べられる。今年はヘビが嫌う薬品を買って巣のまわりに糊で付着させ、毎日木炭のタールを霧吹きでかけていた。
今朝、巣の中はカラになり親二羽が寂しそうにみえた。
ヘビも生きることに懸命。厳粛に自然は営まれる。

昨夜録画した「カティンの森」を昼から観た。ポーランド兵の大量虐殺現場を掘り起こし、すべての頭蓋骨は後頭部から撃たれ、両手はソ連式で縛られていた。この場面は生フィルムが使われた。ラストシーンは、実際もそうだったろうと思わせる描写に戦慄をおぼえた。
母の夕飯を家内がつくり持参した。会話が少ないからなのか「言葉が出ない」の連発。排尿の管を邪魔だからと引っ張る。ご機嫌不安定。
鯛のご飯に焼き物。茶碗蒸しは食べない。奈良漬けとヨーグルトは喜んだ。職員さん「お昼も食べる気がなかった」と。