昭君之間よかった!

いつかは行きたい場所。そのなかでも距離的に実現可能な場所は、熊本城。明治の西南戦争で城が原因不明で炎上した(炎上の原因は諸説)。
天守閣は昭和の中頃再建され、何度か見事な石垣武者返しを見に行った。けれども6年前に再建された、豊臣秀頼公を招こうと忠義の加藤清正が、肥後の匠の技を結集した「昭君之間」を、写真や映像ではなく実際にみたい。ずっとその気持ちがあった。
今朝6時。昭君之間に向けて農園を出た。往復520キロメートル。5時前に農園に戻った。家内は帰りの高速道路出口から農園までの20キロを運転。わたしはコンビニでビールと唐揚げを買い、念願叶った祝杯は助手席。
池田屋ではじまった日本の変革は戊辰戦争から西南戦争で終わったようにわたしは感じている。
城内で「西南戦争遺跡展」があった。乃木希典・児玉源太郎・山県有朋ほかにも大勢の長州勢が熊本城を背景に西南の役を戦った足跡を見ることもできた。