猿がどうしたん

きょうも宇部市防災メールが「西岐波(わたしの自宅地域)で猿の目撃情報」と着信した「それがどうしたん」といつも思う。
農園周辺では、ほとんどの住人、通学の子供も猿ぐらいはいつも見ているが、わざわざ「猿を見ました」と市役所に連絡はしない。
それと「変な人を見たら通報」の看板も「意味がよくわからん」
そもそも「変な人」が理解できない。防災メールで「不審者が子供に声をかけました」もよく着信のパターン。
わたしは配達のとき、遊んでいる子供や通学の子供によく声をかける。犯人はわたしかもわからない。

美祢市の山あいを配達。猟をするお宅に配達したら猪を解体中「持って帰らんか」と、まだ生々しい肉のブロックをふたつラップしてくれた。両方で3〜4キロの重さと感じた「バラ肉のええのがとれたら買わせてください」この会話をしておけば鍋でも焼いても最高の肉を買うことができる。売り手と買い手の秋の挨拶。

きのう介護病棟に移った母。はじめて介護病棟に行った。歩けない。食べられない。意識がない。そのような方がベッドに寝かされている。四人部屋の母の部屋も、みなさんうつろな目をしている。母は、まだ自力で食べるし、私に「気をつけて」と声をかける。
医療技術の進歩は、ほんとうに当事者に幸せなのかを考えている。わたしは、感情がなくなり、すべて他人の介助で生きたいとは全く思わない。
母のことで病院からよばれて家内が夕方行ってくれた。