宝くじあ たらない

水曜日のスタートは神参り。抽選が昨夜あった宝くじ(千円分)を携帯電話で確認。それからウォーキング。今村さんのお宅。これが習慣になった。
今村さんご主人はこだわりの干し柿づくりをはじめられた。おおきな渋柿の皮をむいて、お湯にさっとくぐらせ表面を殺菌。あとは寒風にさらすが、その過程でさまざま工夫をされる。例えば暖かい日に雨がふると湿気でカビや雑菌がつくので冷蔵庫に入れる。完成までに手をかけてやわらかく甘味たっぷりの干し柿が完成する。
奥さまはいつものように携帯電話を片手に競技かるたの打ち合わせなど多忙。
隔週10個を届けるマンション。前回はご主人が玄関までエレベーターでおりて来て「取りに出るのが面倒だから宅配ボックスを使えないか」とぶっきらぼうに言われた。このマンションの宅配ボックスは子供のいたずらでロックされていることが頻繁にある。それは言わずに「1ヶ月で2回ですから、ご挨拶させてください」と話した。
きょうは奥さまがおりてこられたので「面倒ですか」と尋ねた。定年退職されたご主人はテレビの前で一日中ゴロゴロしているから、前回は「受け取りに行って」とテレビの前から離した。なにもやることを見いだせない主人に実は困っていると話された。
昨夜の「クローズアップ現代」は高齢者とペットがテーマだった。わたしに関係ありそうなので録画をして、今朝再生した。
この場合の問題は、溺愛するペットのため自身の病気治療に行かない。自分の食費をさいてペットの食費にあてるなど。
高齢化社会はさまざまな悩みがある。わたしはどう生きていくのだろうかと問われる場面が多くなった。
お客さまのなかで、わたしが存じ上げている山形県ご出身の奥さまが二人おられる。
NHKラジオ(すっぴん)で、山形弁の歌姫 朝倉さやさんを昨夜メールでお知らせした。山形から夜行バスに乗り、両親におくられて歌手を志して経つ場面を語られたとき、わたしは運転をしながら目頭があつくなった。さらにその場面を初めて曲にした「東京」配達をとめて、車をとめて彼女の世界を聴き、わたしの若いときの不安や頑張らなくてはと、親元を離れていた頃を思いだした。心が歌にできる彼女を1時間聴いた。
終わってしばらくして、ふるさと山形の空を思い出して胸があつくなりました。とメールをいただいた。
母を見舞いに行った。今朝、家内も立ち寄ったらしいことが会話からわかった。食事が待ち遠しい。夜はよく眠れる。それを聞いて安心した。