価値観の創生こそ

参議院予算質疑を午前も午後もラジオで聞きながら仕事をした。
午後、蓮舫さんの質問テーマは「少子高齢化社会」。
推計によると35年後には消滅する自治体もたくさんあるらしい。国は税金で存続できるが、納税者が激減するのだから国の危機が到来する。
地方創生の旗印はあるけれど。農園地域をどうすれば「創生」できるのか、わたしには糸口すら見えない。10年後に農園の地域で元気に生活を営めるのは、イノシンとサルだと確信できる。
首都高が便利になった。オリンピックのお祭り騒ぎ。教育から文化を都市に集約した結果が地方の疲弊だとわたしは思う。
一次産業では生活が安定しない。かといって地方には条件のよい雇用の場は少ない。若者は都会に出ていく。

北陸新幹線など開業。寝台列車は廃止になる。線路は「旅」から「移動」の時代になった。
わたしは、自宅から車で約1時間の農園がとても気に入っている。たしかに不便なことはあるけれど、四季を自然が演出してくれる農園の生活が楽しい。

便利を追い求める風潮が、価値観をかえてしまっている。
この価値観(教育)にメスを入れなければ地方創生はお題目だけで終わる。

森・元総理、日韓親善協会会長代行の河村建夫先生たち日韓の重鎮が、今月東京で関係改善協議のテーブルにつくことがニュースになった。