藤野先生と懇談

今朝は3時に石油ストーブをつけて、太郎さん用の朝食(鶏ミンチ)を煮た。冷えた朝だった。太郎さん、頬が内側から化膿が深刻。くしゃみをすれば口からも膿が出る。ドックフードだけでは食べないが、手を加えたら食べてくれる。
先週お留守だった山口市内の奥さま二人。きょうは在宅だった。お一人は長野県、お一人は佐賀県に身内の入院と葬儀に向かわれたと聞いた。誰もが身内のことで心配する時期がある。
母の妹に、わたしと同級生の男の子がいた。従兄弟は成績優秀で東京の有名大学にすすんだ。母はわたしの幼いころから従兄弟と比べてため息をついた。わたしは母のため息を聞きながら勉強が嫌になった。劣等生がたまに授業で優等生より先に手をあげて答えたら担任は苦々しい顔をした。ますます勉強は嫌になった。
最近、数学の藤野先生が「本来、学ぶことは楽しい」を持論に「数楽の会」を不定期に催され、皆勤賞のわたしは、その刺激もありEテレを録画するぐらい学ぶことが楽しい時間になった。
昨夜、藤野先生に「話したい」とメールをしたら、さきほど来てくださった。わたしには「なぜ勉強」をと子供に語りかけるすべはないが、教育産業に振り回されない親の考え方に一石を投じる藤野節の広報の役なら担えると話を切り出した。
要は、子供が勉強する目的を示せば教育産業に多額の月謝を払わなくても成績はあがる。藤野先生もおおいに共感してくれた。わたしの役割を具体的に考え実行する。小さい一石の波紋を興したい。