養老孟司先生面白い

一週間、楽しみに待った養老孟司先生のラジオ番組(10分)を聴いた。
6月4日は、語呂合わせで「虫の日」と先生は決めて、お寺で供養をされている。
針・魚・家畜など供養するのは日本だけの文化らしい。
子供の頃からたくさんの昆虫などを殺した。そして現在気になるのは車のフロントガラスに当たって死ぬ虫。タイヤにひかれて死ぬ虫たち。世界的規模で考えると、気がつかない環境破壊だと先生は警鐘を鳴らす。
田舎で虫や魚をとり、地域の人たちに育まれて子供は成長した。
都市に若者が集まる社会構造になり、都会で果たして育児に夢があるのか。故郷の自然のなかで働ける社会構造こそが少子化社会の歯止めになると一石を投じられた。

鳥取県境港に4千人の中国人を乗せた大型クルーズ船が寄港。
大型バス100台を連ねて大型商業施設で爆買いした報道があった。石破大臣の先祖が港湾整備に尽力された「先見性(笑)」が地元経済に貢献したと片山善博(鳥取県知事・総務大臣)さんが胸をはった。
バブルでお金だけは持った一部の中国人を相手に、商品が売れたぐらいが先見性とはあきれた。
中国製品より日本製品が安心・安全がわかっている富裕層といわれる人。
上海・北京・内蒙古自治区を数回にわけて訪れ、貧富の格差に驚いた。しかも断然「貧」の数が多い。経済もバランスがよくない中国。
長くは続かないだろう中国経済と一緒の泡風呂に入りたいとは私は思わない。