監視社会で生きる

BS番組。テロの脅威と監視社会を題材にした「超監視社会を生きる」をみた。

ベルギーで行われた、相手の秘密がすべて読める超能力者の実験と称する番組が冒頭紹介された。
相手とされる数人の若者と超能力者が個別に個室で向き合い、ほんとうの国籍。背中のタトゥー柄。複数と恋愛している。正解な借入金額など、本人以外にはわかりょうのない秘密があかされた。
世界中の人が駆使するGoogleやAmazonにFacebookなどすべてビッグデータとしてこのように管理・監視されている証の番組だった。
例えばわたしが頻繁に検索するサイトで、わたしはカテゴリーされている。過去に何度か九州の観光地を検索したことがある。すると以後、なにかのひょうしに画面に九州観光地情報が出てきて驚くことがある。けれども無視すれば平気ぐらいに思っていたが、実はわたしの欲しい情報の傾向が売り買いされていることを知った。
個人や企業が設置している監視カメラ情報がインターネット経由で警察(公安)が把握しているとしたら、わたしは犯罪を犯さないから構わないでは済まされない人権や自由がそこにはある。
ドイツ首相の携帯電話がアメリカに盗聴されていたぐらいだから、個人のデータは「犯罪抑止」の立場で覗き見られ分析されていると思ってよい。

画廊の主、菊川さんは携帯電話、パソコンにテレビは持たない。
固定電話機、たくさんの辞書にラジオで不便を感じたことはない。自分の生き方が快適におくれるらしい。
便利と人の幸せは異質なものだと番組を見て感じた。

散髪に行き、ゆっくり金曜日を過ごした。今夜は屋根干しの布団が快適だろう。