太秦教会の大祭

昨日、お客さまで米農家の方が「どこかお米を買う人がおらんだろうか」と顔をくもらせた。
毎年、一年分の新米を注文される家庭が数軒、この秋は注文されなかった。立ち入ったことではあるがコシヒカリの玄米値段を聞いた。高くはない「気にしておきます」と返事をした。
きょうの配達先、下関金比羅交差点近くの米店で話題にした「米をみて、お店で値段をつけます。それでよいなら」と前向きな返事をいただいた。
わたしの役目は、双方のご縁を結ぶまで。あとの事は知らないほうがよい。
木曜日の功山寺(長府)朝参りも続くようになった。少し歩いたら「万骨塔」を見つけた。昭和8年、長門尊攘堂(わたしはわからない)を創設の桂弥一という方が、日本各地から石を取り寄せ、有名・無名の勤王の士を当時の府県毎に祀っている。この「万骨」の由来は「一将功成って万骨枯る」と書かれ、明治天皇御製の立て札には

國の為 心も身をも 砕きつる ひとのいさをヽ たづねもらすな

全国の石のなかに、会津白虎隊士 山川健(このあと達筆で読めない)の霊さまの石を見つけた。
萩市にも、会津の志士を弔う場所があるらしい。
国のため命を捧げた霊さまを祀ることはあたりまえ。緒外国には、国を憂いて敵味方になった敵をも祀る心はわかるまいと思った。
きのうから家内は太秦教会のお手伝い奉仕。きょう午後1時から秋の大祭。わたしは下関から遥拝。

太秦の 秋の大祭うるわしく

万歩計9000歩