わしの面目もたつ

朝6時。気温21度。くもりのち晴れ、時々大雨。今朝は何とかく目覚め悪く、家内が慌しく長男、次男の弁当を作りながらのバタバタ話しを横になりウツラウツラ聞く。

苦労をかけているのはわかっているが、あたたかい言葉かけを出来ない自分に反省する。

農園へ到着間近、Fさんからショートメール「お客さんが待ってるよ」

看板には営業時間8時30分〜15時30分と記しているが、馴染みのお客さまは早朝から足を運んで下るお客さまもある。

Fさんに折り返しの電話し、どんな車か、どんな人か尋ねる。「軽トラのお爺さんです。」

だいたい想像はついていたが、昨日、電話でご注文いただいた美祢市伊佐のMさんらしい。

それにしても時間が早い。

ご長男がお孫さんを連れ帰省され、おみやげに私たちのタマゴを持たせたいと予約したが、肝心の息子さん家族が早朝より観光して福岡に帰るのでと、美祢から慌てて峠を越えて来園下さった。

時間外だったが、長年、農園へ通い続けて下さる常連さんに感謝した。

ご高齢のMさんが帰り際、「これで、わしの面目もたつ」と時間外のお詫びしながら、軽トラをいつもよりアクセル吹かし気味でタマゴを持って帰られる。ありがたい。

今日は何度か、スコールのような大雨にあった。

午後から農園も断続的な大雨。雨の中、父がハンマーモアで除草する姿に後ろめたさを感じながら農園を出た。

今日も一日ありがとうございました。

あだちまさし