平和をしっかり考えた


4時まえに起きて食事と犬の世話をすませて、美祢インター5時半に下り線を走り出した。熊本県菊水インター近く、金光教江田教会、今年で20回目の平和祈願祭に参拝させていただき、そのあと60分ほどわたしの人生をみなさまにお話しさせていただく機会をえた。
60分も話しをするにはしっかり準備がいる。その準備のなかでわたしを省みることができた。行きは福岡~大宰府が豪雨で通行止め。それでも3時間少々で着いた。
神戸の震災時に自宅が倒壊して避難された人と、半壊で自宅に住んでいる人が避難所に届いた食料などの分配で争った。母と若い女性が半壊の自宅で生活しているとき、夜中に男が侵入し避難所に助けを求めてきた。電気が通いはじめたら漏電で火災が各地で発生して、疲れきってヘトヘトの消防隊に「走れ!あほ!」などと罵声を浴びせる人々もいた。
戦地や混乱で敵兵や民間人を殺戮した兵隊。状況により平素は温厚な人をも心を鬼にさせると思う。だから戦争はあってはならない。渋滞の高速道路で帰りは6時間かかった。
多くの人が渋滞の秩序をまもっているのに、路肩を走る者もいる。こういうエゴが平和の秩序を乱す。きょうの走行470キロ。軽四の威力でガソリンはまだ残っている。