上田さんと旧交あたため


朝のニュースで都内は29度にたっしていると報じていたが、農園は20度で動けば汗がでるけれど暑いという感じはなかった。60分草刈をして下着は汗になった。
防府市台道の上田さんを配達のあいまに訪ねた。富士通を退職され人生を楽しんでおられる。わたしが幸せ者と思うのは、上田さんやたくさんの親友にめぐまれている。何年ご無沙汰でも会話がはずむ仲間がある。30分ぐらい応接間で近況を交わしあった。
最近、上田さんが古川薫先生の講演を聴きにいかれたとき、最後に質問の時間がありフロア―から手があがった「わたしが、これから無人島でしばらく生活する仮定して、古川先生のご著書を一冊もっていくとすればご本はなんでしょうか」と。古川先生は即座に、明治天皇の叔父で天誅組首将の中山忠光は病死ではなく、長府藩が暗殺していた。その歴史を描いた「暗殺の森ですね」と答えられた。
上田さんはすぐに本屋に行ったが絶版で、古書店から購入して読んだ。面白かったからどうぞと貸してくださった。上田さんも「天皇論」を買われこれから読まれるそうである。天皇論で酒盛りをしたいと思った。