日別アーカイブ: 2016年4月7日

現場で考える力

豪雨の朝6時に配達スタート。ゴールの5時には小雨の木曜日。

先日、沖縄観光をされたお客さま「沖縄の高速道路は、米軍基地の利便を優先されており、地元の人には便利ではない。有事に備えたインフラだから地元は不便を強いられる」

以前に、トルコからギリシャの旅をされたお客さまは「日に何度も礼拝しなければならないほど貧困と思った」
司馬遼太郎や、民俗学の宮本常一も現場に身を置いて作品がうまれている。
現場に身を置いた人の感想は説得力がある。

日曜日の朝、Eテレで「宗教」番組があり録画して観ている。
ホームレスの人に寄り添う、小倉のキリスト教牧師か神父か?
大学在学中に、大阪釜ヶ崎でホームレスの人に関わり、その原点があり小倉でも継続されている。難儀な人と向きあわれ宗教家として、教えを実践される姿に尊いものを感じた。けれども、ホームレスでありながら生活保護が受けられる市民運動、大阪や小倉は「生きる権利」を獲得した。背後には組合と言う政治力がある。政治と宗教が互いの目的で手をとっているのだろうかと邪推した。

権利と義務はセットだと思う。