日別アーカイブ: 2016年4月21日

被災地を祈りながら

下関市内のお昼前、エリアメール「安岡の川氾濫情報」とにかく豪雨の1日。被災地にはつらい豪雨だったろう。
普賢岳災害のとき、金光教信徒会の月刊誌から取材要請を受けて島原市に赴いた。
金光教肥前島原教会の関係者を取材した。土砂崩れ危険地区に関係者のお宅があり、長靴に入るぐらい積もった火山灰を歩いて避難地域に足を踏み入れた。地域が避難をした直後に、クーラー室外機をアルミ目的で全家庭盗られていた。被災地はなんでもありの地域になる。
全国から届いた救援物資の仕分け現場では、履きふるした革靴や、古い背広に下着類。
熊本地震では、新品下着のサイズなど明記と発信されている。
神戸の避難所では、断水が解消したとたん、廊下に積み上げた命のペットボトルが邪魔になり捨てた。現場のニーズは刻々と変化するが、今はスマホで伝達ができる。
神戸避難所に数ヶ月滞在して(当初は千人)だんだん身についたことは、ボランティア(当時はその言葉はなかった)は、避難している人を掃除や食事に参加してもらえる雰囲気づくりと思うようになった。野菜がいろいろ届いたら、横になるより仕事のないおばちゃん達に、野菜はこれだけ、人数はこれだけ。なにが作れますか?と言えばワイワイが始まる。
震災直後は、自衛隊からいただいた赤飯缶詰めを少ないボランティアで携帯コンロを動員して温めて配った。あの現場ではサービスする側と受ける側の境はいらない。みんなが団子になってやればよかった。
避難所運営の力を身につけた人を全国で養成したらよい。

治まれば熊本から大分の温泉旅。