日別アーカイブ: 2016年10月12日

日照時間

朝6時。気温13度。晴れ。最高気温24度。季節の移り変わりを肌で感じる。

配達前に採卵手伝い。運動場に鶏を開放しながらの採卵。いずれの鶏舎も良好な産卵と、少し冷や汗気味の飼料摂取量。

こんな私の悩みとは関係なしに、運動場へ飛び出す鶏たち。

先月末入荷した群が昨日から初産を始めた。餌もよく食べているし、元気もよく申し分ないのだが、

一生懸命食べて産卵なし。少し気がかりな数日を過ごしたが、今日から、かなりペースアップしてくれ、今まで溜め込んだ栄養を爆発させてくれることを祈る。

鶏は「日長」で四季を感じ産卵活動をする。春先から燕が忙しく巣作りを始める頃が「日長」で活動するピークである。

ケージに入れ日照を遮断し、餌の摂取量と採算をギリギリのところまで考え、人工的に日長を調整し「燕が巣作り」をする状態で飼育する「ウィンドレス鶏舎」は管理にする人間を優先し技術開発が進んできた。

その時代の流れからは逆の私たちの農園。鶏はストレスフリーの放し飼い、平飼い。

ただ、お客さまに安定して新鮮タマゴをお届けするには、日長管理だけは欠かせない。今の鶏種が安定的に生産活動をするには一日16時間前後の活動がバランスが良いとされている。

「冬至」に向かっては鶏を早起きさせ、「夏至」に向かうころには起床を遅くさせ、産卵ピークを持続させる。

今日も産卵順調。外仕事もはかどり感謝、。

あだちまさし。