四国の日


「どうするがぜよ」1948年、高知県うまれの山本一力「牡丹酒」は土佐が舞台で土佐弁。司牡丹という土佐の酒を江戸で広める力作。毎日楽しみながら読みすすむ。酒は料理を愉しむため口を洗うものと読みながら知り、酒は酔うものと人生を過ごした後悔。それを井上酒店でした「土佐の司牡丹はあれじゃ」と冷蔵庫の竜馬を指した。牡丹酒は実在だった。
愛媛県砥部町役場から封書が届いた。来年3月にオープン「坂村真民記念館」で詩碑が建立されている場所を紹介するので撮影などのお願いだった。農園をはじめたとき「念ずれば花ひらく」のおおきく揮毫された詩が届いて驚いた「真民よ」という詩集で仏教詩人のお名前は存じ上げていた。鍵山先生からわたしのことを聞いた。お礼に来ることはない。近くによい石があれば石碑にしなさい。わたしのお礼電話で真民先生(当日91歳)は申された。きょうは四国の日になった。