足るをしるブータン王国


以前、松村御大が内蒙古はええど。と背中を押され、唐戸魚市場の中尾常務(現下関市長)と1週間内蒙古(旧満州)の草原を旅した。水が貴重。電気や病院はないが心豊かに蒙古族のみなさんは生きていた。
昨夜BS・TBSでブータン王国が紹介された。日本は1955年から現在まで人口はおよそ1.4倍。電力供給量は18倍になり、国民の欲求のままにエネルギーを増産。そして環境問題、資源の利権紛争をうんだ。
ブータンはチベット仏教「足るを知る」が国民文化になり無駄はしない。トウモロコシを食べたら芯は乾燥して燃料。絹糸を染めて紡いで服にできる技が伝承され、病気になれば寺で仏にすがりながら医療を受ける。孤独死や自殺はブータンではない。
毎日のニュースは経済がおおきい。まさに足るを知るという、日本人が置き忘れた精神に翻弄されている。ブータン次回は来月27日22時。
厚狭の「はな」ちゃんは明礬湯の花が効いておりおばあさんが喜ばれた。