犬のパリコレ


あるレストラン。料理長が頻繁にかわる。10月からの料理長は、目つき鋭く料理より格闘向きと感じた。挨拶に返事はない。短い言葉で用件だけわたしに伝える。厨房スタッフはピリピリお通夜顔。この無機質な人柄から感動の料理は望めないと卵屋のおじさんは思う。
毎日大量の毛が抜けて因幡の白うさぎのような犬。前脚のつけ根を舐めて傷になり出血もある。昼に家内が自分のボタン半袖シャツをに手をくわえて舐められないよう背中ボタンで着せてくれた。毛のぬけた裸の皮膚も隠れてなかなかのファッションになった。
久しぶりの半日草刈りに心地よい疲れ。