母は強い

昨夜は懐かしいお二人を迎え歓談できた。家内も缶ビール2本飲んだ。8時過ぎおひらき。
朝「あっ!」と家内の声。茶碗蒸しが4つ電子レンジのなかに鎮座していた。

美祢市。先週立ち話をしたおじいさん(93歳)。自宅は小高い場所にあり、地域を見渡しながら「あの家も、あの家もわしが建てた」
集落は、農業を営む人が使う道具をつくる鍛冶屋。衣料品店。菓子屋。仕出屋に酒屋。神社にお寺などが地域を支え建築を担う大工も必要だった。じいちゃんは腕のよい大工。だから「あの家も」の言葉になる「喪中」の張り紙。ご家族は「楽に逝きました」と話された。
わたしは、母の足が萎えて床擦れなどえらい目をしないでほしいと思った。

午後、家内からメール着信。母は木曜日の午後に退院して、もとの施設に戻る連絡を受けたらしい。
福祉タクシーなど退院手続きに木曜日は行く。
もう、このまま寝たきりになる覚悟をしていたが母の強さに頭が下がる。

お大師さんご接待のお日柄。配達先のお寺で作法を訪ねて拝礼したらたくさんお菓子をいただいた。