加奈ちゃんが記事に

小雨だから傘をさして40分歩いた。
祝日の配達は、学校や事業所の休みが多く早くまわれそうだが、いつもほぼ正確に訪問しているから、ゆっくり会話を楽しみながら定刻に最後のお届けを終えた。
夕方、酒を飲みながら夕飯の準備をしていたら「社小屋」の藤野先生が来られた。部屋を散らかしていたので外で立ち話。
わたしが尊敬している金光教教師を話題にした。
岡山県の片田舎。小さい教会で師は神様のご用をされていた(約30年前わたしとのご縁)囲炉裏がきってあり、円錐形の備前焼(ちろり)と呼ばれる酒の燗をつけるものを、炭のそばの灰にたてて酒をあたため、備前の盃で飲みながら、あぐらをかいて神様の話を聞いた。
「正月に元旦祭が教会ではあるらしいが、ワシの教会ではない。信者さんが、都合のよい時間に家族で参ってきて「先生おめでとうございます」それから一緒に神様を拝む。早朝から夜まで参拝はある。
例えば、元旦祭は午前10時から仕えます。と決めておれば、その時間で元旦行事は終わり教会長は奥に下がり酒が飲める。信者さんは距離や家族の都合で無理のない時間に家族一同が揃って神参りできるの。それを神様はよろこばれる。
それから囲炉裏通いがはじまった。
出版で数々手がけた本のなかに「生徒が授業の主人公」というタイトルがあった。
教会の主人公は神様と氏子である。

カレーの笑福。卵をお届けしたら、きのう朝日新聞山口版を栄作さんからいただいた。
「焼くほどに夢ふくらむ」の見出しで、加奈ちゃん満面の笑みカラー写真で紹介されていた。