今日は6個

朝6時。気温2度。最高気温16度。秋吉台付近の最低気温より低い。

霜注意報も出ており、日差しが届いて屋根から落ちる霜解けの露の中に薄い氷が混じる。

昨晩のように風や雲がなくお月様がキレイな夜は、これからの時期、要注意。キンキンの冷気と、日の出頃の放射冷却での冷え込み。

夏草の草刈りが終わったかと思うと、今度は厳しい冬にむかう。

先月末に入った雛の初産が遅い。朝の照明点灯時間はマックスまで上げているので、これ以上、鶏を早起きさせると「体内時計」がおかしくなると思う。

ただ、日々、日没時間が早くなり6時前からドップリ暗くなる。

日長時間が長くなる春先にかけては、産みたくてたまらい様子で、雛の産卵率が急上昇するが、この時期、お互い顔を見合わせながら「ホントに産んでエエのぉ?」という探り探りの初産。

時間をかけた分、たっぷり餌を食べ、寒さにむけ脂肪を蓄えた分、初産から卵重がのるまで、あまり時間がかかることはない。

見た目にも鮮やかでプリプリの盛り上がりと張りがあり、これから「寒」を迎える時期、よりいっそうお客さまに喜んでいただけるタマゴを産んでくれる。

昨日、年末の生産量を下支えしてくれる鶏が、やっと「2個」初産し、今日は「6個」。

今月末までにピークまで上がるか心配だが、目の周りの皮膚も赤く染まってきつつあり、鶏冠も次第に大きくなってきた。

「さぁ、産むぞ」の顔つきなってきた若鶏の群を頼もしく感じる。

寒さに耐えながらの産卵。大変な難産で大変だろうと思うが、しっかり12月を支えて欲しい。

今日も一日ありがとうございます。

あだちまさし。