日別アーカイブ: 2014年3月10日

母の指に感謝

日曜日の朝食。ジャムで汚れた母の全部の指をお湯を絞ったタオルで拭いた。たくましく働き、わたしを育てた指は骨格標本のように細く、それがありがたく思えた。

今朝の配達先でたくさんブロッコリーをいただいた。美祢「よしの」に「半分わけしょう」と奥さまを喜ばせた。

被災地の復興をマスコミがいろいろな視点で取材をする3月になった。
3年経ってもまだにプレハブの仮設住宅。その要因はいろいろあるが、人件費に資材の高騰。
儲かる工事はしっかり儲ける。作業員の日給は1万7千円以上が相場になっている。
漁師や農業の若者は儲かる作業員になり、東北の一次産業は疲弊する。
公共工事が悪のように旗をあげた前政権で土木事業費が大幅削減され、土木技術者の多くが転職し土木技術者の数が足りない。
そして東京オリンピックで儲かる工事は東京に移り東北は取り残される。
多すぎるとまで言われる国会議員は、東北復興施策を知恵を出して取り組まねばならない。
全村避難の飯舘村小学生が避難先で「飯舘」と言えずに生きていた。広島・長崎の人がそうであったようではない理由であってほしい。