日別アーカイブ: 2015年5月3日

昼寝たっぷり

ラジオ月曜日から金曜日の「午後のまりあーじゅ」は山田まりや軽妙なトーク番組でファンになっている。
4月から火曜日パーソナリティは、1988年宝塚雪組のトップスター「杜けあき」さん。サプライズの生歌と大人のトークはわたし好み。
その彼女が、初登場のとき父親を語った。仙台警察署の署長時代、職場の掃除は父親が一番早くからしていた。その理由を尋ねたら「官舎に住んでおり、職場に一番近いから」
父親が大切にしていた骨董品を、彼女が子供のころ壊した。母も姉も帰宅した父親が激怒する場面を想像した。彼女は押し入れの奥で震えて帰宅を待った。帰宅して事情を理解した父親は「出てきなさい」物は必ず壊れるから心配するなと諭した。
その父親に往復ビンタをあびたのは姉との姉妹喧嘩「二人しかいない姉妹が、なんで喧嘩するのか」と。

美祢の黄正吉さん。
杜けあきさんの父親話を感動をこめて、きのう話した。
「あのね」で黄節がはじまった。要点は、父親を受けとる本人の心の成熟度。美談もあるし、大酒呑みで妻に暴力をふるった父親もあるかもわからない。
美談にならない父親がいたとしても、それを反面教師として生きる人もある。体験したことのすべてを心の糧にできるのは、人としての成熟度と言い放った。さすがに正吉さんだと思った。
配達さきで、わたしの考え方を深めてもらえる。

こころの時代・宗教「生死(しょうじ)を生きる」。「納棺夫日記」著者で、冠婚葬祭会社顧問の青木新門さんに、金光寿郎さんがききてとなった番組がEテレ朝5時からアンコール放送があり録画できた。
3000人のご遺体を納棺した立場から、生きること、死ぬことを語られるようで興味深い。時間をみつけて落ち着いて観たい。

今朝も母は眠たいようすで会話にならない。枯れていくとは、こういう姿であり、これが自然だろうと思えた。
先週の疲れが、午後から2時間の昼寝でとれたように思う。